12月3日にスポーツマン講座を日本スポーツマンシップ協会代表理事会長、中村彰宏様に開催していただきました。
今回は端艇部部員だけでなく、同日合同練習を行っていた同志社大学、漕艇部の方々、塾高端艇部部員とともに講義に参加いたしました。
講義の内容といたしましては、「スポーツマンとは何か?」という議題について、スポーツとは何か?などスポーツマンになるための要素を細分化して説明していただきました。
学生を代表して2名のコメントを掲載いたします。
副将の3年神代です。
135期では長い冬の期間、漕ぎの面だけではなく、メンタルの面でも多くの吸収をしようと取り組んでおります。
その一環として、12月3日に艇庫にて、日本スポーツマンシップ協会代表理事会長、中村彰宏様に講演を行っていただきました。
約1時間の講演では、クイズ形式を交えながら、とても楽しく学びを得ることができました。
その中でも特に印象深かったお話を紹介させていただきます。
スポーツマンか否か分ける瞬間は、敗北した時であるそうです。①他責したり、言い訳したりしない②負けを認め勝利を称えられる③敗因を考える、再び努力できる、この3点が非常に重要であるそうです。
苦しい事態に直面した時に逃避することを止め、自分ともう一度向き合う、そのような取り組みから、私たちはスポーツという枠を超えて美しい人間になれるのだと考えました。
ボートの成長のみならず、人としての成長の面でも『傑出』を見せられるよう、まずは135期から死に物狂いで取り組んで参る所存です。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
慶應義塾體育會端艇部
副将 神代泰生
副務の2年小林寛季です。
私は今回選手という形ではなく、マネージャーという立場から今回のスポーツマン講座に参加させていただきました。スポーツマン講座は、クイズなどを講義の最中に織り交ぜていただき、私たち部員も参加しながら楽しくスポーツマンについて学べる講義でした。
そんな講義の中で私が思ったことはスポーツマンの精神というのは選手だけでなくマネージャーにも関わりのあるということです。一例をあげると「憧れるのをやめる」ということです。部という組織をマネジメントする上でマネージャー同士の連携は必須であり、その中で先輩に憧れ、物おじしてしまうと何もできなくなってしまいます。以上より私はこの講義を通じて、スポーツマンの精神とはスポーツだけでなく日常においても大事な精神であると考えました。
このように、選手だけでなくマネージャーに対してもとても学びがあり、同志社の学生とも交流を深めることができました。
有意義で楽しい講義を開いていただいた講師の中村さん、そしてこのような機会をくださった小仲監督に深く感謝申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
慶應義塾體育會端艇部
小林寛季