【端艇部部長】遠藤 正寛
2024年の年頭にあたり、塾端艇部が本年も事故なく安全に活動できますことを祈念しております。部員の安全な活動、日々の充実した練習、そして鍛錬の成果を遺憾なく発揮するレースへの、三田漕艇倶楽部各位からのご支援を、引き続きよろしくお願い申し上げます。
今シーズンは、ボート部門では竹峰颯健主将、浅見悠成主務を中心に、「傑出」というスローガンを掲げて活動しています。カヌー部門では、「破」というスローガンのもと、伊良波快斗主将、内藤迪希乃主務を中心に活動しています。両部門が、本年の各種大会において所期の成果を挙げられますことを、願っております。
端艇部の活動の目的は、なによりもまず部員自身の成長に貢献することです。鍛錬の目標を達成する、かけがえのない仲間と過ごす、組織を動かす、試合で顕著な成果を得る。部員が貴重な経験をして、卒業の際に端艇部で過ごしたことをこれまでの人生で最高の経験と思ってくれれば、それが次の世代の端艇部を作ります。三田漕艇倶楽部のみなさまには、現役部員の成長と充実した塾生生活のための様々な場をご提供いただいておりますことに、心より感謝申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
【三田漕艇倶楽部会長】平岡 英介
新年明けましておめでとうございます。
三田漕会員の皆さまはお元気に晴れやかな正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。
三田漕艇倶楽部の目的は「会員の親睦」「端艇部への支援」の2点であり、端艇部卒業生は自動的に三田漕会員となります。
会員全体への情報共有と懇親を図るとともに現役端艇部員が厳しいボートの練習の経験や 目標に向かって真摯に挑戦することにより人格的に立派な人間に成長する支援を目指します。
昨年は銚子遠漕の復活や有志によるボストン遠征等、部員にとって大変に有効な経験を積んでいますが、それぞれ経費的負担もあります。
本年4月21日の早慶レガッタ連覇とインカレと全日本での優勝を達成するよう皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
本年が皆様にとって素晴らしい年となることを祈念して年頭のご挨拶とします。
【端艇部監督】小仲 正也
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新体制が始まり3か月、早くも今期の4分の1の期間が経過しました。
昨シーズンは4年生がチームをまとめ、部員数も増加し、チームの総力には一定の手ごたえを感じた一方、標榜する日本一への道程は相当に険しいものであることを改めて認識する結果となりました。
現在はその自分達の立ち位置を認識したうえで、竹峰主将、浅見主務のもと、来るシーズンに向け冬季練習に励んでいます。
我々は慶應義塾の目的である「気品の泉源、智徳の模範となり、全社会の先導者となる」ことを目的とし、そのために「勝利」と「永続的に強く魅力的なチームを作る」ことをミッションとして活動しています。
勝利と、永続的に強く魅力的なチームを作るためには、現在の活動で部員達が当たり前に行っている練習や生活習慣などの様々なスタンダードを数段引き上げることが不可欠です。
部員数が増加した今冬は、合宿を継続して乗艇時間を確保し、タイムトライアルやエルゴ計測を頻繁に行い、部内での競争意識を高めることでスタンダードの引上げを試みています。
また、三田漕から補助をいただきボストン遠征を挙行し、同志社や東大との合同練習を行ったほか、スポーツマンシップ講座などの座学の機会も持ちました。11月には4年ぶりに銚子遠漕も再開し、慶應でボートを漕ぐことの価値を多面的に感じられるよう活動しています。部員達にとって来シーズンやその先の人生において、少しでもプラスの気づきがあることを願っています。
速いクルーをつくるだけではなく、心技体、すべてで勝利を掴むにふさわしいチームとなり、永続的に強く魅力的なチームとなれるよう、選手、マネジャー、コーチが一体となって活動してまいります。
本年も沢山のご支援、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
【カヌー部門ヘッドコーチ】太田 匡洋
新年あけましておめでとうございます。
塾端艇部カヌー部門ヘッドコーチを務めております、太田匡洋です。
さて、2023-2024 シーズンにあたり、カヌー部門の学生が掲げたシーズンスローガンは「破」(は)です。
自分自身の殻を破り、限界を破り、
工夫を凝らすことで、経験豊富な他チームを破り、
目標達成への道を踏破する、という想いが込められています。
本年も、皆さまから現役部員への温かいご支援、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【ボート部門主将】竹峰 颯健(経3)
新年あけましておめでとうございます。
端艇部ボート部門主将の竹峰颯健と申します。
昨年、早慶戦勝利や全日本メダル獲得など様々な功績を残せたのは、日頃から支えてくださるOB.OGの皆様の多大なるご支援のおかげです。
厚く御礼申し上げます。
今年は、日本一を獲る年です。
昨年は、早慶戦や全日本で爪痕を残したものの、インカレでは目標に届かず、非常に悔しい結果となりました。
今年は、日本一達成に向け、我々は「傑出」というスローガンの下、何か誰にも負けない強みをつけ、自信を持って日本一を獲ります。
最後になりましたが、本年も皆様方のご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、なお一層のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
【カヌー部門主将】伊良波 快斗(商3)
新年あけましておめでとうございます。
端艇部カヌー部門主将の伊良波快斗です。
今シーズンの目標はインカレカヤック部門3位です。厳しい目標を達成するため、最高学年の同期一同2つの軸を大切にしています。
1つ目は「応援される組織」であること。
我々は自己実現を目指し、毎日の練習を全力でこなすことで成長を続けています。しかし、この当たり前の環境は決して我々だけで作ることはできません。三田漕艇倶楽部を始め、多くの関係者の支援や端艇部が長い歴史の中で守り続けた文化のおかけであると考えています。だからこそ、恩返しの意味を込めて応援するに相応しいチーム作りを大切にするのです。
2つ目は「未来につながる組織」であること。
現在の我々の力ではインカレ3位のチーム目標ですらも実現は難しいものです。しかし、私はこの中途半端な目標にもどかしさを感じてしまいます。近い将来、カヌー部門がインカレ優勝の目標を掲げ、実現してほしいのです。そのためには情熱に溢れる新入生の勧誘、成長環境の醸成が必要不可欠です。未来の有力選手を募るため、カヌー部門らしさを持った魅力のある組織を目指します。未来の部員に、インカレ優勝の夢をつなげられるチーム作りを大切にするのです。
ここまで私の理想を語ってまいりましたが、我々にできることは全身全霊をかけて今年の目標を達成する。それだけです。2024年も1日の積み重ねを大切にし、過去の記録を破ることで、新たな歴史を創る所存でございます。
改めまして、今年もご支援ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。