黒田 諒
2017対校エイトCOX
今村 匠
2017第二エイトCOX
足立 里菜
2017女子対校エイトCOX
——今回のゲストは、対校・第2・女子エイトのコックスの方々です!
対校:黒田諒(商学部3年)
第2:今村匠(商学部4年)
女子:安立里菜(文学部3年)
——よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
——早速ですが、3人が務めるコックスとはどういうポジションなんですか?
黒田:コックスがやることは、艇の舵を切って、漕手にコールしてっていうのをシンプルにやることで、、、ですよね?
安立:(笑) これちゃんとインタビューになるかなぁ(笑)
黒田:正直楽なポジションだよね。
安立:それ言っちゃダメでしょ!
黒田:漕手みたいにフィジカル的にきつくないって意味でね!
安立:なるほど。
——今村はどうですか?
今村:はい私はコックスというものは、艇の進路を正すべき存在であると感じております。
黒田&安立:(笑)
黒田:1人だけテンションが、、(笑)
——コックスって感覚がすごく大切と聞きますがそれについては?
黒田:確かに艇の動きは敏感に感じ取らないといけないですね。
今村:まぁ確かにそれも大切なのですが、人によってその感じ方は違うので、感覚というよりは、、私は“技術”のほうが重要であると考えています。
——なるほど、コックスの“技術”とはなんですか?
今村:コックスの技術というのはやはり、、漕手を一般化することではないですかね。
黒田&安立:(笑)
黒田:すごく難しいことおっしゃるじゃないですか!
——漕手を一般化する、、なるほど深いですねー。
黒田:コックスの技術といえば、舵切りはその一つですね。
艇やその素材ごとによって曲がり方が違うから、乗る艇によって舵の特徴を完璧に理解しないといけないです。
——舵の上手い下手は何で決まるんですか?
一同:真っ直ぐ進めるかどうか(笑)
——すみません、当たり前のことでしたね。
早慶戦の会場である隅田川はカーブが非常に多いので、コックスの舵はとても重要になってきますね?
黒田:最短距離で行きたいけど、直前で舵を切りすぎたりすると艇が流れたりするから、カーブはかなり慎重に攻めないといけないですね。
今村:その通り。
——次に、コックスならではの悩みやあるあるってありますか?
今村:ある。結構舵が簡単だと思われがちで、ちょっと曲がっただけで怒られるのは困る。
黒田&安立:(笑)
黒田:エイトとかになってくると、左右のパワーバランスとかもあるから結構難しいんですよ。
安立:あと冬は寒い。
黒田:確かに。冬はめっちゃ寒い(笑)
今村:水かかったりしたらもうね..
黒田:あとエイトだとストロークと顔が近すぎて、目のやり場に困る。
安立:それ分かる!サングラスすれば大丈夫だけど!
今村:グラサン必須だね。
——ありがとうございます。
では早慶戦で勝つために必要なこととは?
今村:1人1人の勝ちたいと思う意志ですね。
黒田:750m地点の両国のカーブ。あそこは大きな勝負の分かれ目でもあるので、いかに良いコースで進めるかがキーになります。
安立:女子は男子に比べてコースが短くほとんど真っ直ぐなので、早稲田より前に仕掛けていきたいです。
——最後に、試合当日、自分のここを見てほしいポイントはありますか?
黒田:もちろん、勝った後のガッツポーズ。
今村:今年、慶應はインコースなので、早稲田を差していく(抜いていく)ところを見ていてほしいです。
安立:必ずスタートで前に出るので。そこを見てください!
——分かりました!ありがとうございました!
本番期待しています!