第92回早慶レガッタの振返り・今後の展望

小仲 正也

監督

はじめに、今年もこの素晴らしい舞台を用意していただいた両校OBOGの皆様と関係各位に心より御礼申し上げます。

対校のレースは直前の雷雨でスタート時間が変更になりましたが、選手達は落ち着いて、スタートで頭を取るというプラン通りのレースを果敢に遂行し、終始相手を視界に入れながらレースをすることができました。

対校と第二が勝利をおさめることができた最大の要因は、このレースに勝ちたいという想いが相手を上回ったことではないかと思います。

その勝利の中にも至らぬ点もあり、今後は全日本、インカレに向けてその反省を活かしながら成長を続け、1㎝でも遠くへ船を運べるよう努力していきたいと思います。

今後もご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

田邉 保典

ヘッドコーチ

今回の早慶戦での勝利は、学生たちが一丸となって取り組んできた成果が出たものだと思っています。

特に日々の練習において一生懸命に考え、艇の動きを感じ、取り組んできたことが隅田川でのパフォーマンスに繋がったのではないかと感じています。

しかしこれで満足することなく、次のステージである全日本、インカレに向けて、更なる成長を目指していきたいと思います。学生一人一人が全てのトレーニングにおいて自己ベストを更新し、より強いクルー、チームになれるよう、今後も学生一人ひとりに向き合って参ります。

太田 匡洋

ヘッドコーチ (カヌー)

今年の早慶レガッタカヌーエキシビションには、早稲田大学2年生の鈴木君が参戦しました。早稲田大学には体育会公認のカヌー部活動が存在せず、カヌーエキシビションは例年、慶應の部内戦の実施でしたが、今大会では慶應クルーvs早慶混成クルーの対戦が実現しました。

レースは、早慶混成クルーがスタートで飛び出し差をつけましたが、慶應クルーが中盤に荒波の中で追い上げ並漕、桜橋付近でスパートをかけ、最終的に1.5艇身差で勝利しました。

レース実施にあたり、例年と異なる早慶混成クルーの参加をご支援いただいた関係各位、また、早慶混成クルーでの実施を提案し、レースを完漕した両校学生諸君に、改めて御礼申し上げます。

森本 修平

主将

対校エイトのクルーリーダーを務めました、慶應義塾體育會端艇部主将の森本修平です。

92回早慶レガッタ開催にあたり、ご支援・ご声援を頂きました全ての方々に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

今大会、我々慶應端艇部にとっては久しぶりの対校・第二両方での勝利ということで、大変喜ばしく感じています。

対校エイトは、昨年のリベンジを果たすべく強い覚悟を持って日々練習して参りました。この強い覚悟があったからこそ、蔵前橋までに前に出て、中盤の荒れたコースで勝負を決めるというレースプランを本番で完璧に遂行することができました。

この経験を糧に、日本一へさらなる成長を遂げて参りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

深川 大地

第二エイト クルーリーダー

第二エイトは、持ち前の若さ・元気・フレッシュなドライブを武器にして、本番ではプラン通りに、両国橋のカーブで早稲田を追い抜くことができました。

一時は早稲田に詰められる場面もありましたが、全員が貪欲に勝利を求めていたので、言問橋からのラストスパートでは更に早稲田を引き離し、1.5艇身差をつけて勝利することができました。まさにこの時、7番で漕いでいた私は、クルーのスローガンとして掲げていた「一体感」を体現することができたと感じました。

また、私はクルーリーダーとして、そして唯一の上級生として練習に取り組んで参りましたので、今回手にした勝利は、何にも代え難い喜びを味わわせてくれるものでした。

そして、私をここまで支えてくれたクルーの後輩たちに、大きな拍手を送りたいと思います。

最後になりますが、我々第二エイトがこうして貴重な経験を積むことができましたのも、いかなる時も応援してくれた部の仲間・友人・保護者の方々、毎週のようにご指導してくださった監督・コーチの方々、そして大会の運営にご尽力くださったOBOGの方々のおかげであると心得ております。

この場をお借りして、深く感謝申し上げます。

久松 真麻

女子フォア クルーリーダー

今回の早慶レガッタは3年ぶりの有観客で開催されました。

女子対抗舵手付きフォアは、4人のメンバーが初めて早慶レガッタに臨む、若いクルーでしたが、スタートでは早稲田に喰らいつくことが出来ました。

コンスタント以降引き離されてしまったものの、ゴールまで息を合わせて漕ぎ切って、確実に来年以降へ繋がる収穫を得ることが出来たレースとなりました。

最後になりますが、第92回早慶レガッタを開催するにあたり、ご尽力くださった関係者の皆さまに御礼申し上げます。

全日本も間近となりますので、もう一度気を引き締めて、「勝ち」を目指して取り組んでいく所存です。

今後ともよろしくお願い致します。

 

永田 隼一

主将 (カヌー)

荒波の中を漕ぎ切ったフォアメンバー全員を誇りに思います。

早慶戦という伝統ある舞台で、1パドルに精一杯の気持ちを込めて全員が漕ぎきりました。

特に今年は早稲田の鈴木君が乗ったことで、例年以上に緊張感を持ってお互いに高め合うようなレースを行えました。

早稲田の学生がカヌーエキシビションに参加することを快諾して頂き、ご協力して下さった早慶戦運営委員会の方々、並びに関係者の皆様、心よりお礼申し上げます。

今大会をきっかけに、カヌー部門でも早慶がお互いに高めあい、カヌー界を牽引するような関係性になることを願います。

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