4月27日、早稲田大学漕艇部と合同で隅田川周辺の清掃活動を行いました。
本活動は4月13日に開催された第94回早慶レガッタに際し、長年早慶両校が練習やレースの舞台としてきた隅田川への感謝の意を込めて企画されたものです。
当日は、両校の学生OBあわせて150人以上が参加しました。
慶應義塾體育會端艇部のOB会からは約20名のOBの皆さまに参加していただきました。
お忙しい中お集まりいただいた先輩方に、心より感謝申し上げます。
10時に集合し、各自軍手とゴミ袋を手に、隅田川沿いを中心に広範囲にわたり清掃を実施しました。

回収作業では、OB、OG、学生たちがそれぞれごみ袋を手に、川沿いの道から草むらの奥、橋の下に至るまで、隅々まで目を凝らしてゴミを拾い集めました。
ペットボトルや空き缶、ビニール袋、タバコの吸い殻といったゴミに加え、壊れた傘などの大型ゴミも数多く回収されました。

回収作業後は全てのゴミを学生主体で分別し、行政の指導に従って適切に廃棄しました。
ごみ袋を一つずつ開け、ペットボトルや缶、可燃ごみに細かく仕分ける作業は骨が折れましたが、最後まで全員で声をかけ合いながら取り組みました。
作業を終えて見渡した隅田川の景色は格別で、道行く人たちからも声をかけて頂く場面があり、達成感を味わうことができました。

本活動は隅田川周辺を早慶レガッタ関係者で清掃するという試みでしたが、この活動を通じて、改めて隅田川、またその周辺地域の皆さまに支えられて早慶レガッタという伝統の舞台を運営できているという自覚と感謝を胸に刻みました。
長い歴史の中で多くの先輩方が築いてきたこの伝統を、私たちもまた、誇りをもって次代へつないでいきます。
改めまして、活動にご参加いただきましたOB・OGの皆さまに感謝申し上げます。
隅田川とともに歩む早慶レガッタの重みを胸に、これからも努力を重ねてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。