今シーズン、慶應義塾體育會端艇部は『追究』をスローガンに掲げます。
近年、我々慶應義塾體育會端艇部は着実に力を付けてきました。
「打倒」を掲げた一昨年は、早慶レガッタ対校エイト優勝、18年ぶりの全日本大学選手権メダル獲得を達成し、「王者」を掲げた昨年は、新型コロナウイルスに苦しめられながらも早慶レガッタ、全日本大学選手権ともに勝利まであと一歩のところまで迫ることができました。
しかし、その「あと一歩」を我々はまだ勝ちきれずにいます。
主力を担っていた133期の先輩方が引退し、チームやクルーメンバーはガラリと変わりました。134期率いるこのチームで、先輩方が導いてくれた「日本一まであと一歩の挑戦」を必ずや結実させます。
そのために我々に必要なことが、「追究」であると考えました。
強豪大学との差を埋めるために日々の練習でハードワークをすることはもちろん、その一つ一つの努力の成果を取りこぼすことなく着実に結果に繋げるためには、「ただやる」だけでなく「考えながらやる」必要があります。自分やチームに何が足りないのか・この練習は何の目的があるのか・練習以外の時間をどのように過ごすのか、部員一人一人が細部までこだわり、「追究」することで、他大学との差を埋めそして差をつけていきます。
このような考えが、追い求めるという意味の「追求」ではなく、考え明らかにするという意味をもつ「追究」の字をスローガンに選んだ理由です。
今シーズン、『追究』というスローガンを部員全員で体現し、悲願の日本一を達成します。
今後とも慶應義塾體育會端艇部へのご支援・ご声援の程よろしくお願い致します。