2025年シーズン(136期)新体制について

先日の全日本大学選手権を以て、4年生が引退し、新体制が発足しました。

今年の幹部・監督・コーチは以下の通りです。

<ボート部門>

【監督】小仲 正也

【ヘッドコーチ】田邊 保典

【主将】:中村 遼太 (経3)

【主務】:小林 寛季 (経3)

【副将】:中村 大河 (法3)

【女子リーダー】:申 裕美 (法3)

以下、監督・ヘッドコーチの今シーズンにかける意気込みです。

【監督】小仲正也

いつも端艇部へのご支援、ご指導をいただきまして、誠にありがとうございます。

昨シーズンの振り返りでも触れました通り、2024年のシーズンは私たちが望んでいたものとは程遠い結果に終わりました。

監督として、われわれ指導陣の想いや考えを伝え、選手全員の想いを束ね、チームにかかわる全員のベクトルを同じにして1年間進んでいけていたかを振り返った時、結果を見れば、それが不足していたことは明らかです。

9月中旬より中村主将、小林主務の体制で新チームがスタートしています。

現在はこの1年間をどのように過ごしていくか、倍旧の時間を使い、指導陣の考えを選手・マネージャーに示し、彼らの意見に耳を傾け、話し合い、チームが一つになるための目標設定や年間計画の策定を行っています。

端艇部員には課されているミッションが二つあります。一つは「勝つ」こと。もう一つは、

「永続的に強く魅力的なチームをつくること」です。ベクトルを一にすることだけですぐに日本一になれるのかと問われれば、そうではないかもしれませんが、強くなる仕組みを持った組織、勝つに相応しい魅力的な組織に近づくことは間違いのないことだと思っています。

そして最も大切なことは、この一年間やると決めたことを皆でやり抜くことです。

指導陣を含めたチーム全員が同じ方向を向いて、一人一人が自分に与えられた役割を果たし、やり抜いて行くことで、練習の質、生活の質を高めることができ、強いチームになっていけると信じています。

我々は勝利のために、永続的に強く魅力的なチームを築くために、4年間を捧げる覚悟を持って体育会端艇部の門を叩いた人間の集団です。

初心を忘れることなく、来シーズンに向けて、一日一日を積み重ねていきたいと思います。

今シーズンにあたって、OB・OGの皆様からの一層のご支援、ご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【ヘッドコーチ】田邊保典

新しい体制、そして新たな目標に向かって邁進する時が来ました。

まず初めに、今年一年間、チームを支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。

皆様の熱いご声援、そしてご支援が、選手たちの大きな力となったことは間違いありません。

来年の目標は明確です。それは早慶戦の奪還と、インカレ優勝という二つの大きな目標を達成することです。

早慶戦は特別な一戦です。

伝統と歴史が重なるこの試合で、勝利を掴み取りたいという思いは、学生全員が強く持っています。今年の悔しさを胸に、来るべき早慶戦に向けて、チーム一丸となってトレーニングに励んで参ります。

また、インカレ優勝は、私たちが目指す頂点です。インカレで優勝するためには、日々の練習から妥協することなく、常に高いレベルを求め続ける必要があります。選手一人ひとりが、自分の役割を自覚し、チームのために全力を尽くすことが重要であると考えます。

私たちが目指すのは単なる勝利ではなく、伝統を継承し、新たな歴史を刻むことです。

諸先輩たちが築き上げてきた伝統を大切にしつつ、自分たちのカラーを出したチームを作り上げたいと考えています。

そのためには、学生たちの成長が不可欠です。技術はもちろんのこと、メンタル面での成長が求められます。厳しい練習を乗り越え、困難な状況でも諦めずに戦い抜く力を養うことで、真の強さを身につけてほしいと考えています。

そして感謝の気持ちを忘れずに、周囲の人々に感謝の気持ちを伝えることも大切と考えます。保護者や友人といった応援してくださる皆様、全ての方々への感謝の気持ちを胸に、我々はこれからも精進していく決意です。

来年の目標達成に向けて、選手たちとともに全力を尽くしてまいりますので、引き続いてのご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。

以下、新幹部の今シーズンにかける意気込みです。

【主将】:中村 遼太

平素より大変お世話になっております。本年度、136期主将を務める事になりました経済学部3年の中村遼太と申します。

昨シーズンは、早慶レガッタの敗北、そしてインカレでは男子はA決勝に進む事すらできず、先輩方を勝利に導けず、非常に悔しい思いをしました。

135期という大きな存在が抜けた今シーズン、昨年までと同じ事をしていては、昨シーズン以上に悔しい思いをすると強く感じております。早慶戦優勝、さらには日本一を達成するために、部として大きな変革が必要だと考えます。

本年度は136期一丸となって、優勝の為に全力を尽くして参ります。主将として、「まずは自分がやる」という姿勢をモットーに、今までの当たり前を疑い、勝ちにこだわり続ける部を作り上げます。

OB、OGの皆様には、日頃より多大なるご支援とご声援を賜り、心より感謝申し上げます。強い覚悟を持ちチームを率いて早慶戦優勝、日本一を達成します。

引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

【主務】:小林 寛季(経3)

平素より多大なるご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。この度、136期主務を務めさせていただきます、経済学部3年の小林寛季と申します。

先日行われました全日本大学ローイング選手権では、厳しい結果を受けることとなりましたが、これを機に、端艇部を一新する好機と捉えております。私自身、主務として何ができるかを深く考え、マネージャー陣一丸となって、端艇部を「永続的に強いチーム」へと成長させるべく尽力して参る所存です。

今後のすべての大会において部全体に笑顔をもたらせるよう、一層の精進を重ねてまいります。

変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

【副将】:中村 大河(法3)

平素よりお世話になっております。この度、136期副将を務めさせていただきます、中村大河と申します。

昨シーズンのインカレでは、日本一からは程遠い結果となり、厳しい現実を突きつけられました。この結果を受け、副将の私に求められているのは「水の王者慶應を実現するための変革」だと考えます。現状維持の私生活や練習では結果は何も変わりません。これまで当たり前とされてきた全ての行動を見直し、チームの変革に努めて参ります。今後ともご指導、ご鞭達のほどよろしくお願い致します。

【女子リーダー】:申 裕美(法3)

136期女子リーダーとなりました、申裕美と申します。

先日行われた全日本大学ローイング選手権大会にて、女子対校の舵手付きフォアがA Finalに進みました。

少数精鋭の小艇ではなく、多くの大学が対校とする舵手付きフォアという種目でこのような結果を収めた経験は、私たちにとって大きな糧となりました。

これまでA Finalの壁にぶつかってきた私たちですが、先輩方が築き上げてきた端艇部が着実に成長し、強い組織へと生まれ変わりつつあるのを実感しております。

先輩方が紡いできた技術、知恵、そして勝利への思いを、絶やすことなく次の世代に伝えていき、「優勝」という形で昇華できるよう日々精進して参ります。

今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

全力を尽くしてまいりますので、引き続いてのご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。

<カヌー部門>

【ヘッドコーチ】: 太田匡洋

【主将】:宮本朝瑠(経3)

【主務】: 伊藤侑美(総合政策3)

以下、ヘッドコーチ・新幹部の今シーズンにかける意気込みです。

【太田ヘッドコーチ】

新シーズンも、慶應義塾体育会端艇部カヌー部門ヘッドコーチを務めさせていただきます、太田匡洋と申します。

さて、2024-2025シーズンにあたり、カヌー部門の学生が掲げたシーズンスローガンは「繋」(つなぐ)です。

カヌー部門は、部員の減少やコロナ禍など、様々な困難に見舞われることもありました。

しかし、卒業生を筆頭に応援してくださる方々の支えを力に変え、部員一人ひとりが努力し、輝かしい歴史を紡いできました。

今シーズンも、カヌー部門はさらにさらに進化し、新しい歴史を作り、未来に繋ぎます。

皆さまから現役部員への温かいご指導、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

【主将】:宮本朝瑠(経3)

今シーズンカヌー部門の主将を務めます、宮本朝瑠と申します。

私たちが普段活動できている背景には、伝統を繋いでくださったOBOGの方々をはじめ、多くの方の努力があります。その努力を未来に繋げていくために、そして偉大な先輩方の背中を越えられるように、日々の練習に精進して参ります。

皆様のご支援、ご協力、大変感謝しております。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

【主務】:伊藤侑美(総合政策3)

カヌー部門主務を務めます。伊藤侑美と申します。

選手としてフォアに出場した経験を最大限活かし、最後の1年間全力で選手と共に戦うマネージャーとなれるよう、また主務としてチームを運営面からも支えられるよう、全力で精進いたします。

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

ボート部門、カヌー部門一丸となって、慶應義塾體育會端艇部として勝利を掴めるように、精進してまいります。 今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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